奥様の実感。子供が小さいうちこそ、大きい家がいい。
上の子が小学校に入るまでには必ず建てよう–。
そんな夫婦の公約“マイホームの夢”が、
思いの外、早く叶ったというH様ご夫妻。
以前、住んでいたアパートの近くにいい土地が見つかり、
話がサクサク進んだといいます。
間取りを決める際、最も多く取りいれられた意見は、
生活実感に基づく奥様の知恵。
アパート時代に考えていた「こうだったらいいな」を実現しました。
まずひとつは、広いリビング。
「うちは一人目の子が男の子ですので、飛んだり跳ねたり、
とても賑やかなんです(笑)なのでつくづく、子供が小さいうちこそ、
大きな家、広い部屋がいいなと思ってまして」と、奥様。
乗って遊べる車のおもちゃが大好きだというお子様の為に、
居間を広く取り、居間と廊下を仕切る壁を中心にロの字型の空間を作り、ぐるりと回れる環境をプレゼント。
お子様は、取材時も元気いっぱいに走り回っていました。
主婦の方、必見!あると便利なインナーバルコニー。
さらに憧れだったのは、
「ダイニングとリビングが分かれていること」
と、奥様。
「アパートはテーブルがひとつしか置けなかったので、
食後、一服する為にすぐに片付けなくてはならなかったんです。
これが結構慌ただしくて、絶対に別がいいと思ってました。
今は、テーブルが多少散らかっていても、
移動すれば済む話(笑)楽になりましたね」。
また、「友達が遊びに来た時に、洗濯物が隠しきれないのが嫌で、
どうしても欲しかった」というのが、インナーバルコニー。
2Fのバルコニーから続くその小部屋は、
なんと洗濯物を干す為だけのものというから贅沢!
北海道ではめずらしい作りですが、
「それは欲しい!」と頷く奥様が、 たくさんいらっしゃるのでは?
こちらは男性の方々に。男の憧れ!?防音仕様の“趣味の部屋”
一方、ご主人が「これは絶対必須」とオーダーしたのが、“趣味の部屋”。
居間から続くドアを開けるとそこには、パソコン、サンドバック、エアロバイク、漫画、エレキギター…と、
まさに趣味の世界が広がっています。
といっても、これだけなら特筆すべきことでもないのですが、驚きなのは、防音仕様になっていること。
開かない窓に、特注の厚いドア、そして、壁紙には布製クロス。
「おかげで、ギターをアンプに繋いで鳴らせるんです。居間でテレビを付けていれば、ほとんど聞こえないので、思う存分できますよ」。
男性の夢とも言える、隠れ家的“趣味の部屋”。 こちらも「欲しい」という男性がたくさんいそうです。
来年の夏こそ、庭で焼き肉!
H様ご夫妻の家が建つのは、戸建てが密集した新興住宅地。
周囲には同世代のファミリーがたくさん住んでいるそうで、
「将来は、子供の幼なじみがたくさんできますよね。
それも嬉しいです」と、奥様。
今後の夢を訊ねると、
「家はこれで満足ですけど…そうですね、来年こそ庭で焼肉がしたいです」と、ご主人。
残念なことに今年の夏は、天気が悪くてできなかったそう。
でも大丈夫、ここはこれから長く過ごす場所。
焼肉に限らず、 家族の楽しい思い出をたくさん紡いでいける
ことでしょう。